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離婚原因(3年以上の生死不明、強度の精神病)

 今回取り上げる離婚原因は、3年以上の生死不明と強度の精神病です。

 生死不明とは、単なる行方不明ではなく、生きているか死んでいるかも分からない状態です。

 どこに行ったか分からないが、生きていることを窺わせるような事情がある場合には、これには当たりません。

 ちなみに、7年間生死不明の場合には、失踪宣告を受けることもでき、これがなされると失踪から7年の時点で死亡したものとみなされ、婚姻関係が終了します。

 強度の精神病は、精神病の中でも特に高度のもので、回復の見込みのない場合です。

 ただし、最高裁は、「諸般の事情を考慮し、病者の今後の療養、生活等についてできる限りの具体的方途を講じ、ある程度において、その前途に、その方途の見込みがついた上でなければ」、離婚請求は許されないと判断しました。

 これは、先日のブログ(「離婚原因(総論)」)でも書いたように、民法770条2項が「一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認めるときは、離婚の請求を棄却することができる」としており、離婚原因があるからといって必ずしも離婚請求を認めなければならないわけではないからです。

 もっとも、この最高裁の判断には批判が強く、一応現在もこの判断は維持されているものの、下級審ではこれを緩やかに適用する判決も多いとされています。



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吉成安友

Author:吉成安友
荒川区西日暮里にMYパートナーズ法律事務所を開設している弁護士です。
多様な案件を取り扱っていますが、このブログでは、離婚に関する法律知識を不定期で提供していきたいと思います。

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